Windows7PCをMultiplicity 4のサブPCとして使う

メインPCからサブPCを簡単に遠隔操作できるStardock社のMultiplicityですが、先日Version4がリリースされております。

Version3の時代からメインPCからサブPCの操作に使っていたのですが、Ver4からはサポート対象OSがWindows10と11のみとなりました。

サブPC群に過去アプリケーション利用用にWindows7PCが1台あるのですが、サポート対象OSではないですがとりあえずインストールしてみる事に。

インストーラーを起動した際にサポートOSでない事を告知されインストールを続行するかを聞かれるだけで、続行するとインストールは正常に完了。

セカンダリで利用する分には特に問題なかったです。

尚、インストールの方法としてはVer3がある状態でそのまま上書きインストールしました。
まっさらな状態でインストールするとまた違った不具合があるかもしれませんが実験したくありません。

今回、Ver4の新機能であるサブPCのディスプレイをセカンダリディスプレイとして使えるSeamless Displayを利用したくて購入してみたのですが、この機能は現時点でバグも多く、このソフトのメイン機能であるSeamless Switchingが再インストールしないと再度利用できなくなるなど使い物になりません。

また、AES256暗号化がデフォルトとなっているようで利用PCに共通のパスキーを設定する必要がありました。

Multiplicityの機能でサブPCへファイル転送する際はMulti-threaded file transfer(pro版以上の機能)で複数ファイルの転送が過去verに比べて体感できるほどに早くなっております。

感想としては新規に導入するならあり、ver3を利用しているならSeamless Displayが安定するまでは更新する必要はないかと。

また、最安のノーマルVerだと3と比べて日本語化されたのとAES暗号以外に変更点がないため見送りがおすすめです。(Stardock社伝統の1機能追加でメジャーアップなので大差ないです)